心に土足でおじゃましまっす!

アスペルガーの二次障害対策と強迫性障害(OCD)の改善を模索する日々を綴った、双方向ブログです。 似たような問題を抱える方々の参考になるような情報提供を目指します!

感情のコントロール(原因の考察)

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ザッチはOCDなのでヒロの何気ない行動で汚染恐怖や紛失恐怖などの症状が出てしまします。それが酷くなるとヒロの行動を制限する為、ヒロは感情をコントロールできなくなり怒る事がありました。

 

しかし、出会った時はザッチのOCDの症状が今よりも酷く、ヒロの行動の制限も多かったにも関わらず、ヒロは感情のコントロールができていて怒ったりしていませんでした。


ではヒロのASDの症状が酷くなってしまったのかというとそうでもなく、最近職場の同僚のミスに対して正常に対処できていたのです。

同僚のミスに対処できていた事については、後で思い返してみるまで意識すらしないほど自然にミスを修正する作業に集中していました。

 

では、何が原因で感情のコントロールができなくなるのでしょうか?

以前、「感情のコントロール(生活リズムについて)」の記事で睡眠時間が大事だという話を書きました。

 

 
もちろんこれも大きな理由だと思います。しかし、例え睡眠不足であっても外部刺激が全く無ければ当然感情のコントロールができなくなるという事はないはずです。

加えて、似たような外部刺激に対しても異なる反応を示す事があるという事実が判明しています。

感情のコントロールができなかった時の条件と、感情のコントロールができた時の条件を洗い出して対処方法を考えれば、常時感情をコントロールできる状態に近づけるようになるのではないかと考えました。

 

以下に挙げる事は、客観的な目からも見てもらう必要がある為、ザッチと関わりのある事に特化しています。

 

<感情のコントロールができていた時の状況>

まずは、感情のコントロールができていた時の事を思い出してみます。これは比較的簡単です。何故ならヒロ自身の心が正常であり、記憶も鮮明だからです。

ヒロはザッチと出会ってしばらくして、OCDである事を打ち明けられました。

その時ヒロはOCDという単語を初めて知り、どのような症状なのか分からず手探りでザッチを扱っていました。〇〇〇はしても平気、×××をしたら△△△の症状が出る、など色々経験から学び取っていた時期でした。その時は、全てが初めての事で怒るという事はありませんでした。そして、その時抱いていた感情は心配する事とザッチを守らなければという使命感のようなものだったと記憶しています。

 

<感情のコントロールができなくなった時の状況>

次に、感情のコントロールができなくなってしまった時の事を思い出してみます。これはヒロ自身が感情を爆発させている時ですので、記憶が曖昧です。その為、多々間違いがあるとは思いますが、そこはザッチに読んでもらったうえで、訂正してもらいたいと思います。

ザッチのOCDの症状がだいたい分かってくると、ヒロの行動もザッチに合わせる事に慣れていきました。「ドキドキ海上生活(『OCDヒロの捉え方』参照)」という独自のゲームを作ったりしてザッチに快適に生活して貰う努力をしていました。

 


そんな中、それまで平気だと思っていた事でザッチのOCDの症状が出てきます。ヒロにとっては独自ゲームのルールを勝手に変えられた気分です。誰だってゲームのルールを勝手に変えられて負けたら怒りますよね?

ヒロにとってのゲームの勝利は、「1日中ザッチに快適に過ごしてもらう事」なので、良く分からないルールを勝手に追加されて「快適に過ごせなかった」と言われたら、混乱するのです。

しかし、この時既に感情がコントロールできなくなっているので「ヒロが怒ったらザッチは快適に過ごす事はできなくなる」という事は思いつきもしません。ルールが違うという事に凄くこだわっていたように思います。

 

<まとめ>

だいぶ特殊な例で申し訳ありませんが、ヒロの感情の変化においては伝わりましたでしょうか?

 

ザッチから与えられた外部刺激に対して、ヒロの感情の変化により反応が異なっているのです。そして、厄介な事にどちらもアスペルガーの症状が発動した結果のように思えるのです。

感情がコントロールできなかった時は「こだわりが強い」という症状が発動しているように思えます。

そして、感情のコントロールができている時は「過集中」の症状が発動しているように思います。

 

ではどのようにしたらよいか、ヒロなりの考察をまとめます。

 

まず、受け入れ難い外部刺激が入力された時に、こだわりを捨てて初めての外部刺激として認識します。

ヒロは初めての外部刺激に対しては、好奇心が勝ります。「知る」為には集中しなければなりません。

つまり、「過集中」を意図的に作り出せばその後は感情を爆発させる事は無いのかもしれません。

 

(注意)
ヒロは専門家ではありません。アスペルガーとしての一般的な解決方法かどうかは分かりませんのでその点はご了承ください。

 

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私は上記の内容を読んで、初めて『私が一日中快適に過ごせること』がヒロさんの目的(ゲームの勝利)であることを知りました。こんな有難い気遣いをしてくれていることに、気付くことができませんでした。

 

私は、ヒロさんは優しい人だと思っています。

私にご飯を買ってきてくれたり、代わりにゴミ出しをしてくれたり、色んな気遣いをしてくれています。それにもかかわらず、私は気付くことができませんでした。

 

私はヒロさんに会うまでは(自分で言うのもアレですが)、ある程度 ” 察しの良い人 ” として周囲の人に認識されてきたように思います。時には読心術が使えるスピリチュアル系の能力者だと勘違いされる事もありました。しかし、ヒロさんに関しては、その私の察しは通用しない事の方が多いのです。

 

私なりにその原因を考えてみました。

(以下は私が保身に走ったが故の意見かもしれません。あしからず)

 

まず前提として。

ヒロさんは耳からの情報処理が苦手で、咄嗟の状況把握が難しく感じるようです。

そして、自分の気持ちに対しても思考がスムーズに巡らないようで、ある条件に対して自分がどのように感じるかを自分自身も把握していない事があるようです。

さらに、ふっと湧いた感情に、思考を支配されやすいように思います。

それらの要因が絡み合った結果、ヒロさんは自身の目的に反した行動を取りやすいのかもしれません。

 

私は、ヒロさんの行動から彼の目的を推察します。

なので矛盾した行動をとられると、私も混乱してしまいます。

 

優しい彼なら、本来こう行動するだろうと私が予想している内容があります。

しかし、しばしばヒロさんはそれとは正反対の行動をとります。つまり、優しくないと感じられる行動をとるのです。私はそれがとても不思議なので、「なんでそんなこと言うの?そんなことするの?」と聞きます。このブログのタイトル通り、遠慮なくズカズカと私はヒロさんの心に土足で入っていきます。

 

そういう場合のヒロさんからの返事は、大体2パターンに分かれます。

 

《 私に関連の無い話の場合 》

「俺ではなく相手が悪い、俺を馬鹿にしている、舐められたら負け」

ヒロさんが自分の行動理由を説明する際、対象である他者を貶めてマウントし、自分のことを正当化している(と私が感じる)ことがしばしばあります。ヒロさんの中では、自分が馬鹿にされたと感じることが多いようです。

例えば、相手がヒロさんに親切心でした事に対しても、自分が不快なら怒って良いだろうとヒロさんは言います。ヒロさんの言動で相手の感情が乱れた場合も、ヒロさん基準で悪いことをしていなければ、決して謝ることはありません。

このような場合のヒロさんはいつも目をギラギラさせて、相手をマウントして、しかもとても楽しそうに話しています。私はそんなヒロさんが、普段私に優しくしてくれている人と同一人物だとなかなか認識できません。

きっとヒロさんが今まで育ってきた環境では、ヒロさんにとっての味方が少なかったのだと思います。この他者を批判しているヒロさんの様子は、私にはヒロさんが必死に自分自身を守っているようにも見え、不憫に思います。私がヒロさんを守ってあげられたら辛い気持ちがマシになるのかなとも考えます。これから沢山優しい人に囲まれて過ごせたら良いなと願ってやみません。

 

《 私に関連する話の場合 》

「はぁ?馬鹿にすんな、なんでってか?そんなのも分からないのか」

もはや怒りの感情に支配されているヒロさんには私の声は届きません。私がヒロさんにとっての敵として認定されているので、理由を聞こうにも、全てヒロさんに対する批判と取られてしまいます。

最近はいきなりヒロさんが沸点に達することは少なくなってきました。しかし、私がヒロさんのこだわりを侵害してしまった場合、それが故意ではなかった旨を説明するだけで、ヒロさんは「言い訳するな」とどんどん怒りに支配されていきます。その場では、私は状況説明以外の言葉を発さないようにしていて、ヒロさんのこだわりや怒りに対しては、自分の感情を殺しているつもりです。しかし時にはモゴモゴと苦しい言い訳ともとれる説明をしてヒロさんの感情を逆撫でしてしまいます。こんな事が月数回、酷い時は週に何回もの頻度であっても、やはり根本解決を考えると、私はヒロさんの幸せを願わずにはいられません。

 

 

今回ヒロさんが例に挙げた私のOCDとの兼ね合いも、やはりヒロさんの特性と相まって、問題が深刻化しているように感じています。

 

私のOCDの症状には一定の法則があります。その法則を守るため、具体的にしている事は多岐に渡るのですが、ヒロさんはその法則の理解が難しいと言い、個々のリクエストを別々のものとして覚えてくれています。このヒロさんの努力と忍耐には感謝しています。しかし、そのリクエストも全てがそのまま通る訳ではなく、ヒロさんのこだわりや特性と擦り合わせて、それぞれ変化させています。

最近、私のOCDの症状がマシになってルールを改善しようとする際に、ヒロさんのこだわりが強く出るパターンが増えてきました。私が我慢できる事が多くなってきているのにも関わらず、私もヒロさんもお互いのために我慢して仕方なく折衷案としてしている事が多くなっています。これも今までヒロさんに我慢させ続けた反動なのだと理解しています。もしくは私への期待の裏返しなのかもしれません。いずれにせよ、ヒロさんは悪くないと頭では理解しているのですが、やはりお互いのこだわりがぶつかってしまうと、とても辛い時間を過ごさなければなりません。

 

ヒロさんが私に対して、いつにも増して感情的になる時があります。最近そのパターンが分かってきました。

 

それは、ヒロさんが ” 意識的に ” 変化させた行動が ” 裏目 ” に出た場合です。

 

例えば、ヒロさんが私の為に善かれと思ってした事が、結果的に私のOCD症状を招いてしまった時。

例えば、ヒロさんが自分の特性に配慮して丁寧に行動を変化させたのに、私にはそれが伝わらず、結果的にそれまでと同様の問題が発生してしまった場合。

 

おそらく、それらが起こった時、ヒロさんの自己肯定感が急激に下がるのだと思います。そして保身の為に、反射的に相手を攻撃するのだと思います。

 

私はこのヒロさんの行動は、二次障害だと考えています。すなわち、意識的に改善できる内容だと考えているのです。

 

かくいう私も自己肯定感が低い方なので、内なるドロドロが溜まってくると、しばしばヒロさんに対して「私は悪くないもん」と思う時があります。それが表情や語気として出ることもあります。しかし、泣きはすれど、癇癪を起こしたり、物を投げたりしたことはありません。

 

私もヒロさんも、まだ子どもの甘えたい時期に、周囲に甘えられなかった経験があります。

その反動が今出ているのだと思います。

 

ヒロさんは私の手をすごく握りたがります。

きっと子どもの時、手を握りたいと思う時に握れなかったのでしょう。

 

私はヒロさんの笑顔をずっと求めています。

子ども時代、私の周囲の人は不機嫌な人ばかりでした。

今ヒロさんの笑顔を見ると、渇いた喉を潤すように心地良く癒される自分がいます。

 

自分の内に存在する幼いワタシを意識して、その存在を癒し続ければ、きっと問題は少なくなってくると思います。好きなことをして自信をつけ、他人に認めてもらったり受け入れられるような体験を積めば、それがかなうと思います。

 

私は、ヒロさんに感謝を伝えることを怠らないようにしたいです。

ざっくり漠然と感謝を述べるのではなく、ヒロさんが私にしてくれた一つ一つの気遣いや行動に対して言及した上で、どれだけ私が嬉しかったのかを言うと効果的なようです。

ヒロさんが意識的に頑張ってしたことは、時として周囲からは当たり前な事としてとられるかもしれません。逆に、ヒロさん特有の稀有な優しさが、ヒロさんにとっては当たり前かもしれません。

そんな時、私が感謝を伝えたり労ったりするべきなのは、ヒロさんの稀有な優しさよりも、意識的に頑張った当たり前のことなのでしょう。

実際ヒロさんも、自分が頑張ったことを褒められるのがとても嬉しいと言います。

 

 

もちろん、今回の件の解決法のひとつとして、ヒロさんが挙げたように、アスペルガーの特性を利用したアプローチも有効だと思います。これを考えてくれたヒロさんには感謝です。

 

私からは、上記のような二次障害の面から改善するアプローチを提案しようと思います。

 

皆さんはどう感じられますか?

 

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