心に土足でおじゃましまっす!

アスペルガーの二次障害対策と強迫性障害(OCD)の改善を模索する日々を綴った、双方向ブログです。 似たような問題を抱える方々の参考になるような情報提供を目指します!

伝え方はいろいろ

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ヒロさんと出会って、2年と数か月が経ちました。

 

ヒロさんにアスペルガーかも?と伝えたのは今から数か月前に遡りますが、出会ってからそれまでの約2年の間、私の心の中では、今までに経験したことの無いような、強烈で多様な感情がずっと渦巻いていました。

楽しいこと、辛いことが沢山ありました。時には絶望して、涙が止まらい日もありました。滅多に怒らず、他人と無難に過ごすことをモットーにしていた私にも、怒りの感情が芽生えました。


ヒロさんは、他人である私をまるで自分の娘であるかのように大切にしてくれました。私も、心からヒロさんを大切にしたいと思いました。

 

私は、アスペルガーかも?とヒロさんに伝えた事を機に、それまで私が考え、感じていたことを文章にしてまとめました。

最初はヒロさんに見せるつもりはなく、自分を振り返る為に書いていました。

しかし、どういうキッカケだったか、今では正確に覚えていませんが、それをヒロさんに読んでもらうことになりました。


私は、その文章をヒロさんが読んだら、私に対して「なんて失礼な奴だ!」と怒ったり、少なくとも凹んだり不機嫌になると思っていました。

その当時のヒロさんにとって、自分がアスペルガーかも、という話題については、結構敏感なテーマでした。未だ医療機関を受診していないということもあり、完全にアスペルガーについて納得するには至っていない状況でした。そして、発達障害という名前から、ヒロさん自身も少なからず思うところがあったように思います。


ヒロさんは私の長々と綴った文章を黙って丁寧に読んでくれました。

月ごとの日記のように書いてあるそれを、懐かしそうに読んでくれました。


ヒロさんと出会った時の私の感情や、伝えていなかった思い。

ヒロさんの行動に違和感を感じた始めた、あの時のこと。

なぜ上手に関係を築けないのか悩んでいた時のこと。

絶望に近い状況から自分なりに必死に情報を求めていたこと。

知識を得たことで自分の感情が救われたこと。

ヒロさんの行動に理由が見えてきたこと。

私なりに対策したら、トラブルが少し減ったこと。

ヒロさんは頑張り屋さんの優しい人であることに気付けたこと。

そして私がヒロさんを信頼するに至ったこと。


ヒロさんは読み終わった後、「ヒロって奴は酷い人だね」と言いました。

そして「ありがとう」と。とても優しい穏やかな顔で、そう言いました。

 

私は、とても驚きました。

 

そして、今までの苦労が報われたような、孤独に戦ってきたことを労ってもらったような、そんな感情になりました。

涙があふれて止まりませんでした。

 

私の涙にヒロさんは驚いていましたが、私にとっては普段のヒロさんからは想像できないほど、優しい反応だったのです。

 

その後、さらに私が綴っていた内容について話し合うこともできました。

この時には既に違和感を感じていたんだね、とか。

色々対策してくれてありがとうね、とか。

この時はこんな思いだったんだね、とか。

本当に夢のようでした。


私としては、普段の会話で、少しずつヒロさんに同様の内容を伝えていたつもりだったのですが、その時にはいつもヒロさんは不機嫌になり、まともに会話できなくなることがほとんどでした。

むしろその文章の方がヒロさんに対する配慮も無く、ただ淡々と書いたものなので、表現がきついように私は感じていました。しかしヒロさん曰く、書き手(私)の感情が良く分かって、客観的に深く理解できたそうです。


当時の私は、ヒロさんの感じ方になぜそのような違いが生まれるのか分かりませんでした。

 

耳からの情報処理が苦手なこと。

文章で書けば、読みやすいこと。

 

ヒロさんの特性は理解していたつもりでした。

しかし、感情までが変わるとは思っていませんでした。

 

理性的なコミュニケーションのため、文章媒体でやり取りすることの重要性に気付けたことは本当に大きかったです。

今ブログをこうやって二人で書けているのも、このやり取りの産物です。

ブログに綴っている内容を会話だけでやり取りすると、恐らくこのような穏便な内容では済んでいないかもしれません。


文章として書くことで、ヒロさんの優しさに気付くことができました。

ヒロさんの偏屈(だと私が思っていた)部分は、私が誘発したものだと知ることができました。私は圧倒的な量の言葉の波をヒロさんに浴びせかけるという暴力で、ヒロさんを溺れさせてしまっていたのです。

 


得手不得手は、人それぞれだと思います。

 

人はたった1つのコミュニケーションツールで、相手の性格を判断してしまいがちです。

 

もし相手が大切にしたい人だった場合は、お互いにしっくりくるコミュニケーションの手段を見つけることが大前提であり、重要なことなんだなと感じました。

 

 

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