心に土足でおじゃましまっす!

アスペルガーの二次障害対策と強迫性障害(OCD)の改善を模索する日々を綴った、双方向ブログです。 似たような問題を抱える方々の参考になるような情報提供を目指します!

創造力と想像力、適材適所。

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最近、ヒロさんは熱心に小説の執筆活動に取り組んでいます。

小説家になる夢を叶えるため、日々色んなことに挑戦しています。

 

私が、「ヒロさんの小説、読んでみたいな!」と言ったのが約一年前のこと。

それ以降、ヒロさんは様々なジャンルの物語を書いて、私に読ませてくれました。

 

もともと私は小説を読むのが苦手なタイプです。

数人のお気に入りの作家さんはいるものの、それ以外は国語の勉強で触れた程度と言っても過言ではないでしょう。

しかしながら、不思議とヒロさんの書いた小説は、全て楽しく読めています。

ヒロさんの力作だということを知っているので、もしかすると贔屓目も入っているかもしれません。

 

 

先日、『ラブコメ』をテーマに短編小説を書く機会がありました。

(お世話になった方々には、この場を借りて御礼申し上げますm(_ _)m)

 

ヒロさんの苦手とするジャンルでしたが、二週間ほどであらかた形になりました。

いざ書きあがったものを読んでみた私は…

 

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こんな感じで、見事にどっぷりヒロワールドにハマりました。

 

書き上がったばかりで少し表現が分かりにくい所があったものの、コメディ要素の部分では声を出して笑ったし、複雑な心情が描かれたシーンではグッとくるものがあり、号泣してしまいました。

(内容が既に分かっているはずの校正作業中も、何度も泣かされました)

 

 

私はヒロさんほど創造力が豊かではないので、このような混んだネタを短期間で思いついて書けるのは凄いなぁ、と感心してしまいます。

 

ヒロさんは小説のネタ以外にも、新しいビジネスモデルや遊びなどのヒラメキを以前から私に話してくれていました。

親父ギャグのようなベタベタなものもあれば、なかなか斬新なのものもあって、私はそんなヒロさんのアイデアを聞くのが結構好きです。

 

ただ、熱心にヒロさんの話を聞けば聞くほど、示されたアイデアがベタベタなものの場合や、新規性が無いものの場合、どうしても「それ前になんかで見たことあるかも」「その条件はちょっと微妙ちゃう?」など、ツッコミ的な意見を言ってしまって、ヒロさんをげんなりさせてしまう事が少なくありませんでした。

ヒロさんは単に思いついたアイデアを私と共有し、賛同して欲しいだけなのに、ついつい私がツッコミを入れるので、私のその行為がヒロさんからは『アイデアの全否定』と取れ、更に私が有効な代替案を示せなかった場合には、『ヒロさんという人間の否定』という認識までヒロさんの中で派生してしまうこともありました。

 

私は『新しいアイデアの精査(正直な話し合い)』をすることが、ネタ提供者(ヒロさん)に対する真摯な態度だと思っていたのですが、それはヒロさんの求める所ではなかったのです。

 

 

この二人の思考回路の差は、そこそこの深度を伴う問題として、私たちの間に存在しています。

端的に言うと、それぞれのタイプが違うことが原因なのかもしれないと私は考えています。

(あんまりカテゴライズし過ぎるのも良くない気がしますが、お互いのことから焦点がブレない限りは、ある程度問題が紐解きやすくなり、解決に繋がるのではないかと思っています)

 

ヒ   ロ → 未来志向の創造タイプ

ザッチ → 過去志向の想像タイプ

 

ヒロさんは創造力豊かですが、過去の情報から判断したり、何かを想像したりするのが苦手なようです。しかし、思考を未来に飛ばして、現状を打破したり、何も無い所に積み上げていく感覚は、人一倍鋭いと思います。

 

私の場合、何も無い所に自由にモノを作り上げることには戸惑うことが多く、極端に効率が下がります。しかし、過去の情報を参照して精査したり、何かを想像して改変していくのは好きな方です。

 

 

この二人の差はトラブルの元でもありますが、小説に関わるようになって以降、悪い事ばかりではないなと思えるようになりました。つまり、役割分担が機能するようになったのです。

 

小説の執筆過程を例に、もう少し詳しく説明すると、以下のような感じになります。

 

  1. 小説のネタを考える。担当:ヒロ
  2. ネタを参考に登場人物の名前を考える。担当:ザッチ
  3. 登場人物の性格を考え、名前に割り振る。担当:ヒロ
  4. 登場人物の性格と名前から見た目を考え、絵におこす。担当:ザッチ
  5. 絵からイメージを膨らませてストーリーを考え、文章にする。担当:ヒロ
  6. ストーリーやキャラ設定の辻褄合わせの提案。ネタ詰まり時のヘルプ。担当:ザッチ
  7. 話を最後まで書き上げる。担当:ヒロ
  8. 文章校正、読者目線で分かりにくい所が無いかチェック。担当:ザッチ
  9. 最適な表現の模索。最終チェック。担当:二人で共同

 

おおよそ現状はこのような感じで役割分担をしています。

基本的に小説はヒロさんが書いているのですが、上記のようなタイミングで私が参加しています。

 

ヒロさんは、登場人物の名前や見た目を想像するのが苦手らしいです。しかし、それらを他人から提示されると、脳内でキャラクター達が勝手に動き出し、物語が創造されるというのです。

 

私には『脳内でキャラクターが勝手に動く』という感覚が分からないし、例え理解したとしても、ヒロさんのようにネタが湯水の如く湧き出ることは無いでしょう。それよりも、ヒロさんが苦手という、校正のような一旦仕上がった物を変更する行為に対して、特別な苦手意識はなく、むしろチマチマといじくる方が性に合っている感じがします。

 

 

今までの私は、『適材適所』という言葉からは、ビジネスシーンでの部署や仕事単位での人員配置、もしくは家庭内の家事の役割分担をイメージしていました。

しかし今回、小説執筆という、机の上で小さく閉じたものだと思っていた行為でも、タイプの違う私たちが上手く役割分担し、機能することが分かりました。

 

二人で何か一つのものを作り上げるというのは、とても素敵で、有難いことだと感じます。

もちろんトラブルの原因になることもあるのですが、この素敵な感覚をこれからも大切にできれば良いなと思っています。

 

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